メインの家D 様邸
もう30年ほども前になりますが、もともとは清里で兄夫婦のペンションを手伝っていました。いずれ独立して自分たち2人で何かお店をやりたいと思っていましたが、アメリカに3か月滞在する機会があったんです。東海岸はメイン州の海辺のリゾート地に出会い、その雰囲気に魅せられてしまいました。キャボット・コーヴという店名はずいぶん前から決めていたのですが、コーヴは入江という意味なんです。アメリカでは朝食をお店に食べに行く習慣がありますから、ここのような雰囲気の良い水辺でそんなお店ができたらというのがきっかけです。
開業資金を貯めようと、それから20年くらいは東京でサラリーマン生活をしました。一目ぼれで大きなアメリカンハウスを購入してしまったりして、なかなか貯まらなかったですが(笑)。最初は逗子や鎌倉といった海辺の土地を探していたんです。でも日本の海辺って道が混んでいますよね。海辺のリゾートというより、海の家といった雰囲気もあり、東海岸のそれとはイメージが違いました。
だったら海外駐在経験のある人が多い、つまり朝食をメインにしたカフェを受け入れてくれる人たちが集まる別荘地、軽井沢でもいいのではと思い直したんです。賑やかなところではなく、わざわざお客様が足を運んでくれるところ。一見するとお店がある感じがしない、地元の知る人ぞ知る雰囲気。予算も含め条件が厳しかったので、土地探しは難航しましたが、見つけたのがこの土地です。結局、5年くらいは通ったと思います。近くにある御影用水の水辺の風景が東海岸の海辺のリゾートを思い起こさせてくれて、ようやく理想の場所と巡り合えました。
クリエイト軽井沢さんにはすごく縁を感じています。というのも、偶然軽井沢に遊びに来た時に、クリエイト軽井沢不動産の方が六本辻のあたりでパラソルを開いて土地の案内をされていたんですが、お話しているうちにその方がなんと私の幼馴染だと発覚(笑)。それからはいろいろと無理を言って土地探しをしてもらい、厳しい予算でしたが建築をクリエイト軽井沢建設さんでお願いすることで、なんとか店舗兼住居を持つことができました。
建物はあえてアメリカンハウスではなく、軽井沢の風景に溶け込んだ昔ながらの別荘をテーマとしました。イメージとしては富士屋ホテルや、上高地帝国ホテルのようなクラシックホテルの雰囲気です。厨房から客席を見渡せる店内構成を始め、昔の病院の受付をイメージした配膳口、浅間石ではなくリバーストーンで作った門柱、開業に向けて集めていたアンティーク家具に合わせたコンセントカバーひとつに至るまで調和にこだわりました。家に限らず私たちが何かをお願いする時って、こだわりが強くてうるさいので(笑)だいたい気に入らないことが多いんです。
でも驚いたことに、クリエイト軽井沢建設さんから出てきた初回プランはほぼパーフェクト。センスが一致していて、大きな修正は必要ありませんでした。きちんと話を聞いてくれる、イメージをカタチにできる会社だなと思いましたね。
竣工して5年が経ちますが、とても快適に暮らしています。
断熱をしっかりしてくれたので、薪ストーブと店のオーブンの使用だけで真冬でもポカポカですし、居住スペースの収納の取り方なども非常に便利です。
店舗の方は業務用で使用頻度が高いので傷みやリフォーム箇所も出てきますが、いつも電話一本でフットワークよく動いてくれるので安心です。物置小屋や換気扇の設置、今年はアメリカでの休暇中にデッキのメンテナンスをお願いしました。土地探し~建築~アフターまで、すべてお任せできるクリエイト軽井沢建設さんに出会えてよかったと思っています。
オーナー様の声の紹介2|軽井沢で別荘建築やリフォームをお考えならクリエイト軽井沢建設にご相談下さい。